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高配当株の選び方

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安定的にキャッシュフローを得るために有効な高配当株の選び方について説明します。

配当金→完全な不労所得

選び方さえ間違えなければ、高配当株はまさにキャッシュフローを増やしてくれます。

高配当株の選び方

①高配当株リストを作成
②IR BANKを使って『過去の業績』を確認する(過去)

③企業HPで『最新の業績』を確認する(現在)

④あらゆる情報をもとに『将来』を予想して最終決定をする(未来)

 

①高配当株リストを作成

日本には約3700社の上場企業が存在しています。
そのうち高配当株は数十から数百社になります。

まずはgoogle検索で、
yahooファイナンス配当利回り
と入力して検索をします

検索結果をクリックすると下記の画面になります。

これが高配当株リストになります。
単純に配当利回りの高い企業が並んだリストになります。

見た目では分かりづらいですが、この中に良質な銘柄とそうでない銘柄が入っています。

なので、配当利回が高いだけで飛びついてはいけません。
いくら高配当でも
・配当金が一時的なものだったら意味がない
・株価が下がり含み損が拡大したら意味がない

探すべき高配当株の特徴

・安定的に配当金を出し続ける
(出来れば金額が増えていく)

・長期的に株価も伸びる

 

②IR BANKを使って『過去の業績』を確認

①で得た高配当株リストの中から目を付けた企業について、
1社1社丁寧に見ていきます。
この時に使うのがのがIR BANKというサイトになります。
IR BANKを見れば過去にその企業がどれだけ配当を出してきたかがわかります。
使い方は後程記載します。

③企業HPで『最新の業績』を確認

高配当銘柄の過去の状況が確認出来たら、現在の高配当銘柄の状況を
確認します。

google検索で『会社名 IR』と入力し検索した結果の投資家情報をクリック
します。

そしてIR資料の中でも、最新の決算プレゼンテーション資料を探します。
投資家情報の中には決算短信や有価証券報告書等様々な資料がありますが、
難しいのでビジュアル的な決算プレゼン資料で判断します。

④あらゆる情報をもとに『将来』を予想して最終決定

投資は未来に賭ける行為です。
いくら過去・現在が良くても、のびしろの無い企業に投資するのは
ナンセンスです。
過去・現在の数字を把握した後は、

・企業のトップの考え方や記事を読む
・業界の未来、競合他社について調べる
・実際にその会社のサービスや商品を使って
みる

自分の経験・知識を総動員して投資するか判断します。

 

企業分析の方法とツールの使い方

 

google検索でIR BANKと入力し検索し、出てきた検索結果をクリック
出てきた検索窓に銘柄名(銘柄コード)を入力します。

今回は例としてKDDIを入力してみます。

下記のように会社の業績を一覧できる表が出てきます。

会社の過去の業績が一覧できる重要なページになります。
このページは企業の健康状態が一目でわかる健康診断結果表みたいなものです。

このページの中の重要8項目をチェックするだけで、健康状態の悪い企業はすぐにわかります。

①売上高(営業収益、収益)

この売上高の重要な確認ポイントは2つです

・売上が右肩上がりか
・増減が激しすぎないか
売上がジグザグした企業は業績が不安定なので、高配当株投資には向いていません。
階段上に少しずつ伸びている企業が理想です。
②EPS(一株当たりの利益)
株式投資の中で最も重要な指標です。

これも右肩上がりになっていることが重要です。

③営業利益率(売上のうち営業利益の割合)

営業利益率が高かれば高いほど、儲かるビジネスをやっている収益性の高い企業になります。
KDDIの場合、13~19%で推移しています。
東証一部上場企業の営業利益率の平均は7%なので非常に高い利益を継続しています。
営業利益率の確認ポイントは
・10%以上なら優秀
・5%以下なら検討の余地なし
です。
さらに利益率が伸びているかも重要です。
④自己資本比率(企業の安全性を表す指標)
自己資本比率が高ければ高いほど潰れにくい会社になります。
例えば自分が現金100万を持っていた場合、その現金は自分のものなのか、どっかから借りてきたものかということです。
100万円のうち、全額自分で貯めたものであれば、
→自己資本比率100%
100万円のうち、40万円は借りてきたものである場合は
→自己資本比率60%
になります。
KDDIの場合は50%前後あります。
高配当株投資の目安としては40%以上は欲しいところです。
中小企業で、自己資本比率が40%以上の会社が10年以内に倒産する確率は3.5%ぐらいと言われています。
上場企業で自己資本比率が60%あれば倒産リスクは非常に低くなります。
⑤営業活動によるCF(手元の現金がいくら増えたのかを表す指標)
KDDIは増加傾向にあります。
営業活動によるCFの確認ポイントは
・毎年黒字であること(過去10年で1度も赤字のないこと)
・増加傾向にあること
です。
⑥現金等
増えているか確認します。
現金が増えている会社は
・不景気も乗り切れる
・大きな事業投資が出来る
・配当や自社株買いなどで株主に還元出来る
です。
⑦一株あたり配当金
KDDIの場合どんどん増えています。
1株あたりの配当金の確認ポイントは
・配当金の安定性
・配当金の成長性
です。
■頻繁に減配がないこと
■配当金が0円配当がないこと
■増加傾向にあること
⑧配当性向(利益のうち何%を株主に還元するかの指標)
企業が無理して配当金を出していないかをチェックできます。
KDDIは配当性向20~40%程度になります。
一般的に配当性向70%を超えると今の配当金を出すことが厳しくなってきていると判断します。
配当性向の確認ポイントは
・30%~50%であること
です。
※投資は自己責任で

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