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投資家レベルを上げる(資産5000万の小金持ちになる為に)

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『金持ち父さん』に学ぶ投資家7つのレベル
『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』という本にこんなやり取りが出てきます。

馬券を買う人と株を買う人の違いは何だと思う?

わかりません

同じようなものさ。株を買う人には絶対になってはいけない

この会話を聞いて
『おいおい、馬券と株は全然違うよ!』
と思った人が多いはずです。

この解説では
『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』で紹介されている投資家7つのレベルという考え方を紹介します。

このブログを読むとどの投資レベルを目指すべきなのか
金持ち父さんがなぜ、『株を買うような人になるな』と言ったのかがわかります。

目次

投資家レベル0:投資すべきものを持っていない人

このレベルの人は投資の為のお金を全く持ってません。
収入が少ないのか、収入は十分なのに、お金を使いすぎてしまうのか理由はさまざまですが、稼いだお金をすべて使ってしまう人です。

2022年に行われた『家計の金融行動に関する世論調査』によると

単身世帯の34.5%が貯金ゼロ
2人以上生体の23.1が貯金ゼロ

つまり

2人以上世帯の5世帯に1世帯は『レベル0』

単身世帯の3世帯に1世帯は『レベル0

ということになります。

投資家レベル1:お金を借りる人

このレベルの人は、お金に困ると『借金』で解決しようとします。

・欲しい洋服やブランドバック、時計がある場合、クレカで買えばいい
・欲しい車があるならカーローンを使えばいい
・家を買うなら住宅ローンを組めばいい

世の中には良い借金と悪い借金があります。
〇良い借金
純資産が増える借金(間違いなく値上がりする投資)
〇悪い借金
純資産が毀損する借金(ガラクタを購入し借金だけ残る)

資本社会において、借金が出来るということは『信用力』の表れです。
ですが、この信用力は上手に使わないとどんどん減るばかりです。

・最初は消費者金融に借りられたのに、もう借りられなくなった。
・カード限度額に達して、これ以上カードを切れなくなった。
・3000万の家を買いたいのに、ローンは1500までしか組めない。

純資産が減るような『悪い借金』しかできない。
これがレベル1の人たちです。
価値あるもの』と『ガラクタ』を見極める目を鍛えない限り、レベルアップはありません。

投資家レベル2:お金を貯めてから使う人

このレベルの人は定期的にお金を貯めています。
一見、非常に堅実に見えるこのスタイル人

・投資のためではなく消費のためにお金を貯める
・行動原理の基本は『不安』

という傾向にあります。

基本的に家電、旅行、教育、住宅の為にお金を貯めます。
借金や投資がイヤな理由は『なんか怖いから』です。

一見、堅実に見えるこのスタイルですが、大きな落とし穴があります。
それが『インフレ』です。
通貨の価値が下落するというのは歴史が証明しています。
最近日本ですら3%を超えるインフレ率になってきました。
今年100円で買えたものが、来年は103円になるということ。

100年定期のニュースを知っていますか?

旧新潟銀行が大正4年に募集した『超長期』の100年定期が2015年に満期となりました。

利率は年6%、100年かけて預けた金額は300倍に増えたそうです。

めちゃめちゃお金持ちになったのかな?

ところがインフレで現在の貨幣価値が当時の数千分の1以下になっているということ
当時の給料の1/10(1円~2円)を定期預金して100年かけても300~600円にしかならない

このレベルの人たちは
・100円節約のために貴重な時間を絶やし
・貯金を崇拝する一方
・インフレを過小評価し
・投資リスクを過度に怖がる

そんな傾向にあります。

投資家レベル3:賢い投資家

賢い投資家というのは少し皮肉が混じっていて正確には賢いと自分では思っている投資家です。

レベル3の人たちは

・投資をするための余裕資金を持っている。
・投資の必要性を認識している。

という特徴があります。

しかし、『どんな投資スタイルをとっているか』という点で同じレベル内で大きくタイプが分かれます。

次の3つです

①面倒くさがり屋:
 専門家・プロに任せている
②すね者:
 他人にダメ出ししながら、自分は慎重(臆病)にやっていくタイプ
③ギャンブラー:
 慎重さがたりない、人よりいい成績を出せると思っている

まとめるとこのタイプの投資家は、

✓何も考えず『人任せ』にして失敗する
✓慎重しすぎて利益が出せない
✓慎重さが足りなくて大きく儲けたり、損したりする

という結果になります。

投資家レベル4:長期的投資家

お金に困らない人生を送りたい場合の『合格ライン』です。

長期的投資家は、投資の余裕資金があり、投資の必要性を認識しているのはもちろんのこと、『人任せにしない』という点で、レベル3の『面倒くさがりや』ではなく、自分がとれるリスク、狙うべきリターンを正しく認識しており、『長期的な目標を達成するための正しい投資対象』を選べるという点で、レベル3の『すね者』『ギャンブラー』とは違います。

このレベルにある人たちは、収入をアップして、支出を減らすことに余念がなく、主な投資対象は、株、債券といった伝統的資産です。
特に、広く分散された低コストのインデックスファンドに投資をしています。

将来的に豊かになりたいと思っている人が目指すべきレベルはここになります。

一方で著者のロバート・キヨサキ氏はこう言っています。

『このタイプの投資家をやり手の投資家と思ってしまう人もいるが、実際は全く違う』

次のレベルを見てみよう!

投資家レベル5:洗練された投資家

このレベルの投資家はレベル4の投資家よりも

・攻撃的で
・リスクの大きい投資

をするだけの余裕があります。

なぜそんなことが出来るのかというと、 下記の特徴があるからです

・お金に関する良い習慣を身に付けている
(1000円の価値のものを3000円で買わない)
・しっかりした財政基盤を持っている
(高収入の職業、十分な年金をもらっている人)
・投資の為の知識やマインドを持ち合わせている
(行動経済学・人間心理に詳しい)

といった感じです。

洗練された投資家は自己資本の20%を限度に不動産投資など”投機的な取引”に取り組み
年利25%以上のリターンを狙います。
『人が作った投資商品を買う』のがレベル4までの投資家だとすると、自分の努力で『年利25%以上の取引を自ら生み出す』のが洗練された投資家です。

金持ち父さんが『株を買うような人になるな』と言っている理由は誰かが売っている『出来上がった投資商品』を買っても

小金持ちになることは出来ても大金持ちになる事は難しいからです。

投資家レベル6:資本家

最後のレベルが資本家です。
『洗練された資本家』は自分のお金を使い、自分で良い投資を作り出しますがそれは投資家本人のためだけのものです。
一方で、『資本家』は『他人の為にもなる投資』を作り出します。
一番わかりやすいのがIPO(株式の新規公開)です。
ビジネスを立上げて、その会社の株式を公開する過程で

・沢山の雇用を生み出し
・沢山の取引先を豊かにし
・たくさんの顧客に対して付加価値を提供する

そして最後には『他の投資家』の為に自分の会社の株を売ります。
これが『他人のためにもなる投資』を作り出すということです。
自分以外の沢山の人も金持ちに出来るのが、資本家になります。

とはっても、まずは自分がお金持ちになることが目標であり、レベル4の投資家であっても資産5000万超の小金持ちには誰でも簡単に目指せます。

ロバート・キヨサキ氏はこう言っています。

”レベル4の投資家としてすでに安定した状態にあって、レベル5や6の投資家になる気は全くないという人は、ここで本を閉じてしまっていい”

”人生最大の喜びの一つは、自分の今の状態に満足していることだ。おめでとう”

若干嫌味に感じますが・・・(笑)

レベル5・6の投資家はすべての人が目指すものではありません。
一方レベル4までは誰でも目指す価値はあります。

レベル4に達すれば、『お金で苦労する』ということがなくなります。

頑張りましょう!

※投資は自己責任で

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