本題に入る前にお金から遠ざける「悪しきお金のマインド」について解説します。
こんな名言、聞いたことがないでしょうか?
心が変われば態度が変わる
態度が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
運命が変われば人生が変わる
野村克也 さんの著書 『野村ノート』 や中村俊輔
さんの著書『夢をかなえるサッカーノート 』
などで触れられており、聞いたことがある人もいるかと思います。
今日、フォーカスしたいのは「 心 」の部分です。
この名言の「スタート」は、「心が変われば」です。そして、この名言の「オチ」は、「人生が変わる」
つまり、真ん中をすっ飛ばすとこうなります。
心が変われば、人生が変わる
人生を変えたいと思った人が最初にすべきことは、心を変えることです。
今読んでいる方はこういう人が多いと思います。
「 お金持ちになりたい 」
「お金の心配をする人生から 、お金の心配をしない人生に変わりたい! 」
そのために最初にすべきことは、心=マインドを変えることです。
マインドチェンジは、費用ゼロ円の自己投資です。
このブログでは、「 お金が貯まらない人のマインド 」を紹介します
このマインドは、「 報われない行動 」を生み出します。つまり、時間や労力をかけてもお金持ちになれないということです。
「お金持ち」になれないのはもちろんのこと、「お金の心配をしない人生」に変わる可能性も低くなってしまいます。
では本題に入ります。
お金が貯まらない人①自分は、政府に「豊かな人生」を保障してもらう権利があると思っている
世の中には、こう考えている方がいます。
②「政府は、国民の老後の面倒をキッチリ見るべきである」
③「政府は、国民が失業したり病気になったりしたら生活の面倒を見るべきである」
「苦しんでいる国民がいるとしたら、それはすべて政治のせい!」
こういう考えを強く持っていれば持っているほど、裕福になりにくくなります。
理由は、「お金になりにくい行動」に時間を使うことになるからです。
例えば、
年金が減らされると聞いて、年金減額反対のデモに参加する
1万円の補助金を申請するために、市役所に行ったり細か~い書類を長々と書く
政府に対する不平・不満を、SNSや掲示板に書き込みを続ける
といった感じです。
政府に対して権利を主張するということは、政府の財布に手を伸ばすということです。
政府は、大勢の人の要望がごちゃ混ぜになっている存在です。
大勢の人が、たくさんの思いを持って政治に関わっているので、「政府の財布から自分にお金を引っ張る」
には並大抵の努力では足りません。
1時間かけて、100万円とってくる。
このようなことは、ほとんどの人には出来ないと思います。
(利権にガッツリ食い込んでいる、政治力のある人は別ですが・・・)
一方で、「自分のお金は、自分で作る」
こういうスタンスの人は、もっと別なことに時間を使います。
・スキマ時間を使って副業
・投資の勉強をして余裕資金を資産運用に回す
という感じです。
政府の財布に手を伸ばすのではなく、マーケット(市場)にお金をとりに行くのです。
誤解しないで頂きたいのは、より良い政治を実現するための、健全な政治活動を否定しているのではありません。
とても大切なことです。
唯一にして最大の問題は、人生には限りがあるということです
より良い社会を実現するための政治的な活動
自分を裕福にするための経済的な行動
この2つは、必ずしも同じ方向を向いていません。
だから、自分の人生でどちらを重視するか、優先順位をつける必要があります。
お金という軸で考える場合には、政治活動は良い手段になりにくいということです。
「自分には、政府に豊かな人生を保障してもらう権利がある!」
「自分の生活が苦しいのは、すべて政府のせい!」
という、不健全な「他責」のレベルまでいけば、なおさらです。
これは、お金という側面に限って言えば、裕福になりにくい悪しきマインドなんです。
「自分のお金のことばかり考えて、社会のことを考えないなんて不道徳だ!」
こう考える人もいるかもしれません。
でも、二兎追うものは一兎も得ず、とはよく言ったもので、重要なものを2つ同時に欲しがると、ただの1つも手に入らない可能性があります。
その方が、よっぽど悲劇です。
自分が裕福になっていけば、社会的に弱い立場にいる人達を支援することも出来ます。
こういうマインドを持っている人を、不道徳だとは思いません
・社会をより良くすることを最重視して、ありったけの労力と時間を注ぎ込むか?
・自分の経済的自立を最重視して、ありったけの労力と時間を注ぎ込むか?
どちらを選ぶかは、その人自身です。
ただ一つ言えることは
「自分の経済的自立を優先しない限り、経済的自立が訪れる日はこない」
「社会への要求が不健全なほどに高まると、自分が裕福になる日は遠ざかっていく」
ということです。
お金が貯まらない人のマインド2つ目
お金が貯まらない人②自分は勤務先の収益を「正当に分配」してもらう権利があると思っている
世の中には、こう考えている人達がいます。
・うちの会社は、儲かってないらしい。だけど、俺は一生懸命働いている。
従業員にはもっとしっかりお金を払うべきだ!
どちらの点も、「正当な給料をもらっていない」という思いがある点で同じです。
こういう考えを強く持っていれば持っているほど、裕福になりにくくなります。
理由は、「お金になりにくい行動」に時間を使うことになるからです。
先ほどと同じです。
例えば、
・社長が、いかにがめつい人間か陰口を叩く
・上司が、いかに無能か飲み会で愚痴を言い合う
・SNSや掲示板で、会社の問題についてひたすら書き込みを続ける
という感じです。
「儲けを正当に分配してもらう権利があるはずだ!」というマインドには、3つのおかしな点があります。
① 前提がおかしい
自分の給料が正当ではないということは、自分には問題がないということですが、
本当にそうでしょうか?
もし、自分に問題がないとするなら、自分には改善点がないということです。
つまり、今の立ち位置は「山の頂上だ」ということになります。
もう一度聞きますが、これって本当でしょうか
② そもそも、何が正当かを決めるのは難しい
そもそも、正当とは何でしょう?
辞書的に言えば「道理にかなっていて正しいこと」です。
何が正義で、何が公平で、何が平等か
これは、哲学者でも答えるのが難しい問題です
③ 給与を決めるのは社長
仮に、会社の儲けを「正当で公平に分配する基準」があったとします。
でも、社長がそれに従うべき理由は何もありません。
社長は、自分の基準で社員の給料を決めます。
社長!それは正当ではありません!
と叫んだところで
じゃあ、別の会社で働いてください
と言われるだけです
ない袖は振れないので、払いたくても払えない、というケースもあるでしょう。
こういう会社はいずれ潰れると思いますが、
いずれにしても「従業員に給与水準の決定権がない」という現実は変わりません
つまり、こういうことです
「会社から貰える給与、いくらが正当か議論するのは不毛」
焦点を合わせるべきは
「会社の給与水準が、皆さんにとって納得できるものなのかどうか」
という点です
酸いも甘いもあるこの世界、公平さや正当さだけでは生活は出来ません。
皆さん個人が納得できないならば
会社を変えようとするのではなく
皆さん自身を変えましょう
ニーバーの祈りというものを、ご存じでしょうか
“神よ
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ“
(出典:ラインホールド・ニーバーの祈りの言葉)
変えることの出来るものは、「働き方」や「働く場所」です。
変えることの出来ないものは、社長の決定・会社の給与体系です。
これを識別出来るのと出来ないのとでは、今とるべき行動・未来が大きく変わります。そもそも社長・株主が従業員の給与を決めること自体には「正当性」があります。
自分が持っていない権利を主張することほど、時間を浪費することはありません
勘違いしないことが重要です。
お金が貯まらない人のマインド、3つ目がこちら
お金が貯まらない人③自分よりお金を得てしかるべきと思う人はいない
世の中には、こう考えている方がいます。
「なんで、自分よりあの人の方が給料が高いんだ・・・おかしい」
「Twitterで、収益報告してる人がいた。
あの人が自分より稼いでるなんておかしいし、嘘ついてるに違いない
そうでなければ、何か悪いことでもしてるに違いない」
「ニュースで金持ち大家が紹介されてた。
あれは、たまたま上手くいっただけ。運が良かっただけ」
いずれにしても、
「自分より稼いでいる人はおかしい」と感じている点で同じです。
こういう考えを強く持っていれば持っているほど、裕福になりにくくなります。
理由は、「お金になりにくい行動」に時間を使うことになるからです。
これまでの2つと全く同じです。
「今、裕福ではない自分」に目をつむり、今までと同じ自分の生き方を続ける
ネットをパトロールして、稼いでいそうな人をひたすら叩く。
情報収集や批判に明け暮れて、具体的な行動は一切起こさない。
これでは、自分のところにお金が巡ってくることはありません。
もし、少しでも
「なんであの人のところはあんなにお金の流れが良いんだろう?」
「自分も、あの人のマネができないだろうか?」
こういう目線があれば、川の流れを変えられると思います。
ここまでの話を聞いて、カンの良い人はピンときているかもしれません。
結局、お金の貯まらないマインドを持っている人というのは、
「政府・企業・家計、経済主体である“登場人物全員”にケチをつけているだけの人」
のことになります。
1つの国の中には、3つの経済主体、つまり主要な登場人物がいます。
② 企業
③ 家計
です。
お金の貯まらないマインドを持っている人というのは
企業は、もっと自分にお金を流すべきだと思っているし
自分のお隣さんが、自分よりお金を持っているのはおかしいと思っている
そういう人です。
簡単に言いますと、映画の登場人物全員にケチをつけている状態です。
これでは、映画を楽しめるわけがないのです。
こういう人は
・自分が、新しい価値を生み出すことに集中するのではなく
・他の人から、お金を奪ってくる
こういう発想になりがちです。
自分のお金は必死で守ると思います。
それと同じ話で、「とられる側」も自分のお金は必死で守ります。
守る気マンマンの人からお金をとるのは、決して簡単なことではありません。
一方で、社会は「付加価値」を生んでくれる人には喜んでお金を払います。
なぜなら
払ったお金に見合う価値
払ったお金以上の価値
これを受け取れるからです
経済社会では、相手に利益を与えらる人のところにお金が集まることになっています
もし、皆さんが
「自分よりお金を得てしかるべきと思う人はいない」
と思うなら、そのマインドを変えることを全力でおすすめします。
あの人が儲かったのは良いことだ
なぜなら、自分にも儲かるチャンスがあるのだから
こういうマインドで、自分の行動を変えていきましょう
誰も儲かってない世の中だったら、それこそ絶望です。
ノーチャンスになってしまいますので・・・。
皆が「儲かった儲かった!」と喜んでいる世界が楽しいなと思います。
自分以外の“誰か”にケチをつけるのではなく
自分が生み出せる付加価値にフォーカスする
そうやって、お金を引き寄せていきましょう!
<まとめ>
何に、時間と労力を使うのか?
最も手っ取り早く自分の収入を増やす方法は転職です
5人に1人は仕事の難易度・仕事量は今と同じでも年収だけは、1割アップできる
こういうチャンスを秘めた状態だと思っています。
今の待遇に不満がないなら良いですが、もし不満があるとしたら?
外の世界にいくらでもチャンスが転がっているのに
中の世界の不満ばかりが目に入る
そういうもったいない生活になってしまいます。
本日のブログでもお伝えしてきた通り
お金を持っていない人や守っている人からお金を貰おうとするより
自分を変えて、お金の流れが良いところに身を置く方が、よほど生産的です
転職にはリスクがありますが、転職“活動”には一切リスクがありません
今よりも良い待遇の仕事が見つからなければ、転職しなければ良いだけだからです。
「自分には、どんな求人があるのか?」
ぜひ、非公開求人を多数抱える転職エージェントに相談してみて下さい
おすすめの転職エージェントは、この下に張っておきます。
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おわり
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