ナヴァル・ラヴィカントという米国を起業会を一新し、米国をスタートアップ大国へとのし上げた伝説の男の書籍(米Amazonレビューでレビュー件数7200件、異例の高評価 平均4.7、世界大手書評サイトでレビュー18000件、平均4.5)を紹介したいと思います。
シリコンバレー伝説の男は富を作るために、どう考え、どう行動すべきだと言っているのか、是非最後までお読みください。
まずはナヴァルさんの金言を紹介します。
ナヴァルさんのお金持ちになる方法5選
①富を敵視していると、本当に富を得られなくなる
②努力量は勝負を決めない。方向を探り定めよ
③事業の一部を所有しない限り、経済的自由への道はない
④引退とはありもしない明日の為に今日を犠牲にするのをやめること
⑤レバレッジなくして富はない
ナヴァルさんは、1974年インドで生まれ、ニューヨークで貧しい移民として育ちます。初めての仕事は15歳、違法ケータリング会社でのデリバリー、ほかに新聞配達、食堂の皿洗いも経験しています。
そんな状況から現在は
② 約30社で相談役や取締役に就任
③仮想通貨ファンドの小規模パートナーを務め
④シリコンバレーのスタートアップ界のアイコン的存在になっている
言葉一つ一つの重みが凄い!
ぜひ彼の金言に耳を傾けてください
お金もちになる方法①:富を敵視していると富を得られなくなる
ナヴァルさんは、
”富を敵視していると、本当に富を得られなくなる。それはなぜかというと
富を得るのに適した考え方が出来なくなり
富を得るのに適した気力が持てなくなり
富を得るのに適したレベルの人を相手にできなくなるからなんだ”
まだまだ、世の中はゼロサムゲームなんだ
誰かが富を得るということ=誰かが富を失っているということ
お金持ちは、誰かを犠牲にして、富を得ているんだ
という考え方をする人が多いようです。
このような考え方をしていると、絶対にお金持ちにはなれません。
富を得るために重要なことの一つは、富を持っている人から直接話を聞くことです。
『バビロンの大富豪の教え、黄金の法則その三』というベストセラーに
”黄金の扱いに秀でたものの助言に、熱心に耳を傾ける人は黄金が離れることはないだろう”
黄金の扱いに秀でた者と、コミュニケーションできない人は、
沢山のチャンスを逃し、沢山のピンチを招くことになります。
富を得るのに適したレベルの人とお付き合いするには、大前提として『富を敵視』してはいけません。
遠慮なくお金持ちを目指しましょう!
お金持ちになる方法②:『努力量』は勝負を決めない『方向を』探り、定めよ
”努力は富とほとんど関係ない 。週80時間食堂で働こうがリッチにはなれない。
リッチになるとういことは『何をするか』『誰とするか』『いつするか』を理解するということ”
です。
リッチになる為に必要なことは、努力量ではなく、方向性だという話です。
2010年~2020年の間に億万長者の数が一気に増えました。
それはこの期間の株式市場が絶好調だったからです。
年率14.1%、4.3倍に成長しています。
100万円投資していたら、430万円になっていたということです。
この期間において、ただひたすら『働く』という努力しかしなかった人と
株を買うという判断をした人とでは大きな差が生まれたわけです。
株を買った人は、努力をしたワケではなく、株を買うという『判断』をしただけです。
ナヴァルさんはこう言ってます。
”努力は過大評価されている”
”判断が過少評価されている”
同じ日々をがむしゃらに繰り返すことが努力だと思っている人
つまり
・誰とするか
・いつするか
・何をするか=誰にでも出来る仕事を
・誰とするか=やる気のない同僚や上司と
・いるするか=今もこれからもやり続ける
仕事においてはじっくり考える必要があります。
お金持ちになる方法③:事業の一部を所有しない限り、経済的自由への道はない
ナヴァルさんはこう言っています。
”事業の一部を所有しない限り、経済的自由への道はない”
”所有権を持たないとインプットとアウトプットが密接に連動するんだ
つまり君が投入した時間や労力に比例した報酬しか得られない”
”所有権を持たなければ、寝ている間は稼げない。
引退後は稼がない。休暇中は稼げない。
働いた時間に比例した線形的な稼ぎしか得られないんだ”
リッチになりたければ『事業を所有せよ』
②株式を所有する
③不動産を所有する
そうすることで、『不労所得』が得られる=自由になれる
そんなイメージです
所有権を持たないとインプットとアウトプットが密接に連動する
働いた時間に比例した線形的な稼ぎしか得られない
一般的に皆が考えることは
『やったからには報われたい』
『無駄な努力はしたくない』
ようするにインプットとアウトプットが連動してほしいと考えることです。
つまり、『インプットとアウトプットが連動しない世界』に足を踏み入れる必要があるということです。
いきなりサラリーマンを辞めるのはリスクがありますが、副業などを行い、常に
『線形的な世界から抜け出すことを意識する』ことが大事です。
お金持ちになる方法④:引退とは、ありもしない明日の為に今日を犠牲にする事をやめること
ナヴァルさんは
”引退とは、ありもしない明日の為に今日を犠牲にするのをやめることだ。
今日がそれ自体で充実していれば、引退していることになる”と言っています。
ありもしない明日とは
①この上司がいなくなってくれるまで今の職場で我慢しよう。
→次に良い上司とは限りません。
②このプロジェクトが終わったら、もっと子供と過ごす時間を増やそう。
→プロジェクトが終わると、次のプロジェクトが来ます。
③今の生活は苦しいけれど、質素倹約に励めば、老後は安泰だ。
→健康なまま老後を迎えられる保証はどこにもありません。
よくある
『こうなったら、ああしよう』
こう考えている人は少なくありません。
でも多くの場合、こうなる時は来ないし、
こうなったとしても、ああすることはありません。
未来志向の人は、ひたすら理由をつけて今日を犠牲にし続ける傾向にあります。
未来を見つめることも大事ですが、ベースはやっぱり『現在』です。
現在が充実していれば、過去を悔やむことも、未来を不安に思うこともありません。
未来というのも、いつかくる今日です。
ナヴァルさんはこう言ってます。
”君らしさで君に勝てる人はいない
人生の大半は、君を最も必要と
してくれる人やものを探す旅だ”
”『特殊知識』を身に付けるプロセスは、
君には遊びのように思えるが、
はた目には仕事をしているように見える”
特殊知識というのは『必ずしも訓練によって身につかないスキル』です。
②独自の生い立ち
③それらに対する働きかけ
これらが組み合わさったものです。
特殊知識は他の人が普通に訓練しても身に付けれません。
しゃべることが苦手な人が3日間セミナーに参加して、トークがうまくなる可能性はとても低いです。
しゃべることが好きという特殊知識を持つ人にはそう簡単にかなわないのです。
自分らしさを活かした特殊知識を身に付け、
自分を最も必要としてくれる人たちの為に、特殊知識を活かして仕事を出来るなら
最高に充実した毎日を送れることでしょう。
ありもしない明日の為に、今日を犠牲にすることをやめる。
そのためには自分らしさにトコトン向き合うこと。
自分だけの『特殊知識』をひたすらに磨き続けること。
なのかもしれません。
お金持ちになる方法⑤:『レバレッジ』なくして富はない
ナヴァルさんはこう言ってます。
”『レバレッジ』なくして富はない。
事業にレバレッジをもたらすのは、資本、人、そして限界費用ゼロで複製できるプロダクト(コードとメディア)だ”
線形的な世界を抜け出すには特殊知識を抜け出すだけでは出来ません。
特殊知識にレバレッジを掛け合わせる必要があります。
レバレッジというのはテコのことです。
テコを使うことで、人の力は大きく増幅されます。
ナヴァルさんはレバレッジをもたらすものをこう整理しています。
資本:お金を上手に働かせれば、成果は増える
人 :他人に上手に働いてもらえれば成果は増える
コストゼロで複製できるプロダクト:プログラミングコードとメディア
つまり投資すること、企業すること、SNSを行うこと
これがレバレッジするために重要なことです。
起業だなんてそんな大それたこと出来ないと思うかもしれませんが、ブログを書く、プログラミングをする、小さなことから起業していくことが重要です。
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